【家】共有名義のメリットとデメリット
久しぶりに「家を買う」の続きです。
もう買ってから2年が過ぎて、忘れちゃいそうなので、早めにしないと。
住宅の名義をどうするか、という問題にあたり、我が家では一も二もなく「共有だろ?」って思ってたのですが、周辺にはいろいろポイントがあるようです。
【名義持分=出資割合】
一般に、登記の名義は「持分」を主にするので、出資が1:1なら、名義も1:1。
我が家ではローンも頭金も同額出資で、まあ問題なし。
これが、「二人で出資する」のに、どちらか一方の名義にしてしまうと、資金が「贈与」とみなされて税金がかかっちゃうらしいです。ほっほーう。
【夫婦それぞれ減税・・・・でもね^^】
さて、メリットはもう一つ。
夫婦が別々にローンを組むので、住宅ローン減税が、夫婦それぞれで受けられます。や、住宅ローン減税は、借り入れ残高にあわせての還付になるので、どちらか一人がローン組んでても、家計の財布は一本でやってるなら5000万以上の豪邸を買うんでなければ、世帯の還付額は同じなんですけどね。
うちは財布が別々なので、この方が面倒がないんです。
(今年は、ワタシの給与所得がないので、所得税も払ってません・・・・・・戻るものもなし。ちょっと損したような・・・)
【デメリットは万一の時に発生する】
さて、逆に、名義を二人のものにしておくと発生するデメリットってなんなのか・・・・・っていうと、これがあんまり考えたくない事態なのですが・・・・離婚した場合、夫婦で亡くなった場合の問題なんだそうで。
土地はともかくとして、上モノが二人名義。贈与か、ぶっこわすしかないんですよ。
円満にいけばいいけど、どろどろの離婚の場合・・・・・・面倒なのは想像できます。
・・・・でも、どっちかの名義にしても、きっと協議したら「二人の資産」ってことになるだろうから、面倒は面倒だよねえ。歳が歳になったら遺言とかも書かなくちゃいけないのかな。←気い、早すぎ。
なんにしても、家庭円満が一番面倒がなさそうなのでした。
【ローン事務手数料は倍かかる】
ついでですが、ローンを2本組んだので、銀行の事務手数料が2本分かかりました。必要書類も2倍です。世帯で¥30000ほどの余分な出費になります。
でも、団体生命保険料や登記費用なんかは購入額に比例するので、こちらは本来の額を折半することになって問題なし。
【連帯保証人!?】
共有名義なので、ローンのときに夫婦それぞれが「連帯保証人」になります。
「なに~~!?」と思ったんだけど、一緒に住んでるんだからまあ、それはそうよね。
家賃を半分こして払ってるようなもんだし。
ただし、万一連れ合いが死亡した場合には、(健康で職業的に危険がなければ)強制的に入らされる「団体信用生命保険」が残額を保障してくれるので、残された方が、ローンを肩代わりすることにはなりません。
また、双方で払えなくなって、住宅や土地が抵当に入る場合などに、どちらかがごねて売らねーよ!・・・というトラブルを避けるためでもあるようです。(詳しくは忘れてしまいました・・・)
そんなこんなで、ローン契約は超★緊張したのでした。
健康第一、健康第一。うむ。
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ラジオでちょっと耳にした、高知の沢田マンション。
気になっています。webでちらちらと見ましたが面白いですね~。
実は、まりえは建物鑑賞も興味がありまして・・。余談です。
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