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デジタル教科書ってどうよ? その1

率直にいうと、デジタル教科書は反対。
デジタル黒板は、賛成。

確かにね、部分的にPC使いたい授業もある。そんなときにわざわざPC教室行くのも面倒。授業のうち10分しか使わないのに、他の先生と調整とって…なんてやってる余裕なんで現場にはないのよ。

辞書ひく時間がないときに、教科書のテキストの語句にカーソル合わせると、ふっと意味のポップアップが出るとかね、教科書脇のアイコンクリックすると、既習事項の表や公式が出たりとかね、そういうマルチメディア教科書は、夢にみたことがある。あれば便利だとしみじみ導入を考えたこともある。

でも20年近く教員をしてきて思うことは、やっぱり勉強は身体感覚なしにはありえないということ。

辞書は、面倒な手順をひきひきひかなくちゃいけないし、
漢字や英単語は、泣き泣き 書かなくちゃいけない。
計算問題も面倒くさがりながら紙に重ねていく。
「書く」という直感的な作業をPCにやらせてはいけない。

2に続く。

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デジタル教科書ってどうよ?その2

その1【身体感覚】
文部科学省の人間も「紙と鉛筆はなくさない」って言ってるように、勉強って、やはり脳みそだけで問題をいじくりまわすだけじゃだめだ。
声に出して読むように、身体で覚えていく部分のウェイトがものすご~~く大きい。

たとえば、真っ白な紙を眺めているだけじゃ書けない作文。頭に浮かんだことを紙に落書きのように落としていくことで、ふっとつながるアイデア。ひたすら書くことで、脳みそに定着する事件。そういうアナログな過程なしで基本的なことはついてこないよ……。
大量処理が必要な段階で初めて、電子機器は使用すべきだ。
大量に英文を読む高校生とか大学生になってから。

電子書籍の是非とは、全く別物のところに電子教科書の存在はある。

その2【映像のタイミング】
理科や社会でつきものの写真や映像も、しかるべき映像を、しかるべき場面で出してこそ効果があるのだ。『ドラえもんのまんが百人一首』みたいなのだって、置いといたら、興味のある生徒はテキストも読む。でも、そうでない生徒は漫画部分しか読まない。そんなもん。資料登場のタイミングをプレゼンするのが教師とか大人とか。注目させるなら電子黒板がいい。生徒も集中してみる。

その3【ハード】
電子教科書を言いだした人は、ipadなんかが念頭にあるみたいだけど、それを全生徒に?貸与っていったって、小学生は十中八九壊す。中学生だって日ごろのものの扱いみてると想像に難くない。業界は潤うのかもしれないけどねgawk。だれが持つのかよく考えてほしい。

そうなると電子教科書というか、お手軽端末は教室配備がいい。
必要な場面でピアニカのように使う感覚で。
デスクトップPCみたいに場所にとらわれず、かといって手軽に持ち帰らない。
基本は紙と鉛筆。
学習の記録なんて、端末に保存しなくたっていいじゃん。今だってファイルに記録を自分でする。記録する行動自体が、生徒自身の自覚。

政府は、もっとじっくりその効果と弊害を精査すべきだ。
なんか、あまりの性急さに、功を急いでいるような印象を受ける。なんの功?

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猛暑 in 学校その2

今年の体育祭は、実にいつもの4~5倍のテントが校庭に張られました。
近所の自治会が申し出てくれたり、高校に借りたり…。
おかげで、学校名を知らないとどこのイベントなのかすぐにはわからない状態catface

競技中はだめだけど、応援席にいる間は帽子着用。
水筒は言わなくても一人2~3本持参。
運動部の生徒は、バケツみたいな水筒持参はあたりまえ。

この暑いのが今年限りならいいけど、きっと毎年のことになっちゃうのかも…。そのうち体育祭は10月になります。そういえば、そもそも、なんで体育祭9月?そこそこ暑いうちに体動かしちゃって、涼しくなったら勉強集中ってことかな?そうかもしれん。

みんながんばってます。

体育祭が終わると授業も本格化するんですが、それでも暑い…。
ただでさえ、集中を欠きそうなとこへ、体育の後の数学とか、もうやめて~~って時間割が続々ですcoldsweats02。以前、フランスの高校だかで実験的な取り組みとして紹介されていた時間割が頭をよぎります。
午前中に主要教科をこなし、午後は全部体育!
これは画期的!
すべて体育とまでいかなくても、技能教科は午後!
(*^ー゚)bグッジョブ!!
…ただねえ、教科の割り振りがうまくいかないよねえ。体育教師2~3人で午後の授業をすべてカバーはできんgawk。(結構真面目に考えてみた。8クラスまでの学校だと可能)小学校だと場所が足りないよね。でも、これいいアイデアだと思うんだけどなー。

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おでかけレポート

GWから夏休みにかけて出かけたレポートを少しずつアップしています。

東京タワー

箱根仙石原温泉 みたけ

チサンイン一関インター

大船渡 廣洋館

ああ、秋。旅に出たいですねえ……

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猛暑 in 学校

今年の流行語大賞は「猛暑日」ではなかろうかと、職員室では予想している。

学校まじで暑かったっすsun。もう、午後なんて職員も気合い入れないと教室になんていけない~。階段を上がるごとに熱気が増す日もあるし、教室の中の生徒が多いクラスほど暑い^^;)))))。
そんな中で勉強する生徒も、えらいっす。朝練やって火照った体でさらに勉強するんだから。家庭ではエアコン入れっぱなしという生徒も多いはずだから、その落差は結構こたえると思うんだよね。
だからこそ、私は教室に冷房いれない方がいいと思ってる。

公立の学校は冷房がないのが当たり前。自治体によっては設置しているとこもあるけどさ(自衛隊の基地の近くなんかはあるんだよね)。だって、生徒は乗り切れるんだもん。この暑さ。
乗り切れるものを何でもかんでも快適にしてしまうのは、必ずしもいいことじゃない。快適でストレスのない環境ばかりで育つことが、果たして子供にとってプラスなのか、ってこと。まるで耐性のない人間を育てそうで怖い。

生徒にはよく、「中学生は我慢を覚える期間だ」って話す。
一人じゃできない過酷体験も、仲間と一緒だと乗り切れるからだ。そう、部活や林間学校の登山、体育祭の練習と同じ。仲間意識が濃密になる中学だからこそ。

高校生もさ、どんなに遠くても自転車で通学したり遊びにいったりするよね。汗だくのことができるのが中高生だ。

もちろん、こっちも生徒の健康には気を遣う。それでなきゃ過酷体験はさせられない。窓全開、水筒必須、普段は許さないけど、ときどきはうちわで風受けながら…。いつもより生徒の健康状態には気を配った夏。(教室に扇風機くらいはあってもいいよな…とは思う…はは)体育祭の練習も、今年は休憩多くとったしなあ。やっぱり熱中症は怖い。

そうやって、冷房のありがたさも実感できるというものです…。職員室にやってくる生徒はレア感を楽しんでいましたよ。(夏の職員室掃除の当番は大人気らしい)
そう、職員室には冷房入ってます。大人の仕事は大人の仕事。とはいえ、一日のうち、我々が職員室にいる時間は一時間もありませんけどねcoldsweats01。生徒と汗だらだら流しながら授業やってます。ぽたぽた垂れるんだよ~~汗。

で、猛暑日記録連発の今夏、職員室の冷房さま、故障
夏休みに入ってやっと修理になりましたとさ。
そうです。若い時に冷房なし体験を積んだからこそ、こういう事態にも事務ができるのが大人なのだ~。(毎日着替え2組と手ぬぐい大量にもって通勤しましたとも)
ああ、早く秋よ来い。

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