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デジタル教科書ってどうよ?その2

その1【身体感覚】
文部科学省の人間も「紙と鉛筆はなくさない」って言ってるように、勉強って、やはり脳みそだけで問題をいじくりまわすだけじゃだめだ。
声に出して読むように、身体で覚えていく部分のウェイトがものすご~~く大きい。

たとえば、真っ白な紙を眺めているだけじゃ書けない作文。頭に浮かんだことを紙に落書きのように落としていくことで、ふっとつながるアイデア。ひたすら書くことで、脳みそに定着する事件。そういうアナログな過程なしで基本的なことはついてこないよ……。
大量処理が必要な段階で初めて、電子機器は使用すべきだ。
大量に英文を読む高校生とか大学生になってから。

電子書籍の是非とは、全く別物のところに電子教科書の存在はある。

その2【映像のタイミング】
理科や社会でつきものの写真や映像も、しかるべき映像を、しかるべき場面で出してこそ効果があるのだ。『ドラえもんのまんが百人一首』みたいなのだって、置いといたら、興味のある生徒はテキストも読む。でも、そうでない生徒は漫画部分しか読まない。そんなもん。資料登場のタイミングをプレゼンするのが教師とか大人とか。注目させるなら電子黒板がいい。生徒も集中してみる。

その3【ハード】
電子教科書を言いだした人は、ipadなんかが念頭にあるみたいだけど、それを全生徒に?貸与っていったって、小学生は十中八九壊す。中学生だって日ごろのものの扱いみてると想像に難くない。業界は潤うのかもしれないけどねgawk。だれが持つのかよく考えてほしい。

そうなると電子教科書というか、お手軽端末は教室配備がいい。
必要な場面でピアニカのように使う感覚で。
デスクトップPCみたいに場所にとらわれず、かといって手軽に持ち帰らない。
基本は紙と鉛筆。
学習の記録なんて、端末に保存しなくたっていいじゃん。今だってファイルに記録を自分でする。記録する行動自体が、生徒自身の自覚。

政府は、もっとじっくりその効果と弊害を精査すべきだ。
なんか、あまりの性急さに、功を急いでいるような印象を受ける。なんの功?

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