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宿題はネットで…?

ある時、理科の宿題提出率が「今日は最悪」と教科担任から話があった。生徒と給食食べながらその話してたら「だって、昨日はネットいじらせてもらえなくてぇ~」という女子。

そこの「だって」のつながりがわからんぞ?
宿題はプリント仕上げてくることだったと聞いたのだが。

彼女曰く、検索窓に問題のキーワードを打ち込むんだって。すると、なんということでしょう~、答えがネット検索できてしまう~~。「理科の実験の動画とか、すっごい便利ですよ」って。

わかった。動画を見るのは、確かに復習としては便利だな。しかし、問題ぐらいまず自力で脳みそを使え!ノートを見ろ!

人間どんどん身体を使って覚える機会が減っていく。
かくいうワタシの世代だってバブル期に中高時代送ってるし、生まれた時からテレビもラジオもあった。(音楽はレコードだったけど^^;)))))(携帯するのはカセットの“ウォークマン”…)

IT技術の進化と、人間の成長の過程にそれらがもたらすものとの関連を、もっと議論しなくちゃいけないんじゃないかと、こぼし続けてはや数年。進化によってもたらされるよい点と、種々の手順が省略されることで、人間、とくに子供に及んでしまう影響

正直、提供するメーカーは「ここが便利です!」と訴えるだけじゃだめだ。考えうる子供に関わる影響までもっと研究・吟味して提供する義務があるんではないのか?技術を世に出す前に、倫理と心理の研究も合わせて検討すべきだ。
 PL法対策は、マニュアルに記載しておけば、要求されていることはとりあえず用が足りるだろう。けど、もっともっと、いいにくいことをこそ声を大にして喧伝しておかねばならないんではなかろうか。

倫理学者も心理学者も社会学者も、声が小さすぎる。研究のスピードが遅すぎる。人間の研究は、技術の発達に何周もの周回遅れを喫している感がある。一部の人しか読まない研究書と専門学会で発表してるだけじゃだめだ。学校も「現場のカン」でしかものを言えないかもしれない。それでも、自分の勤務してる周りだけでも懸念は伝え続けるべきだ。

と、いうわけで、宿題やるのにネットは使わずにやりなさい。
利用すべきところで利用するのはいいよ。
でも、なんでもかんでもネットで解決できると思ったらあかん。

・・・・・・・余談だけど、ネットのネタニュースでよく目にするフレーズ「ネットの住人は」「ネットユーザーの間では」。
ニュースに対する一般市民の反応を引用するのに使われてるんだけどさ。このフレーズが大好きなライターは、取材はブログとかツイッターですませてその記事書いちゃうのかねえ。このフレーズ多すぎ。

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Comments

理科が好きな者としていわせていただければ、実験なんかは、動画みたって、感動しません。
金環日食は実際に目で見て感動するんです。テレビじゃ、感動はうすれます(金星の太陽面通過は曇天で見れなくて残念でした)。もちろんプラネタリウムのように疑似体験することも、ある意味必要だとは思いますが、本当の感動って、「実体験」に基づくとおもうんですよね。
動画みたり、ネットで検索したりして、テストの点はそれでとれるかもしれません。
が、きっと、将来、「これを仕事にしてみたい」とか「これが楽しいから追求したい」というモチベーションは、実体験することのほうが、増大するのではないかと。
なんて、言ってたら、世の中において行かれるんですかね?

Posted by: ちゃい | June 07, 2012 at 02:17 PM

★ちゃいさん
>>本当の感動って、「実体験」に基づくとおもうんですよね。

これですよ、これ!!これが言いたかったのです。
身体を動かしたことや、その場の空気やそういったもろもろとセットだからこそ。
理科も、座学は苦手だけど実験は好き、そっから始まる子は多いですよね。ふふ。

身体感覚、実物感覚の欠如がとにかくこわいです。

Posted by: まりえ | June 08, 2012 at 05:24 AM

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