美術おそるべし
なんとか時間がとれたので、長男の保護者会に行った。
ふたを開けたら、クラス懇談までいた人が12人。あら~少ない^^;)))。
それはともかく。
美術の作品の展示があったので眺める。
「自分のゆるキャラをつくろう」・・・どうよ、この世の中に迎合したお題。
やれやれという気持ちで見たら、いろんな意味で裏切られた。
ぜんぜんゆるくない。
デザインとしてみるとユーモラスだったり、あちこちデフォルメされていたりで明るくてカラフル。しかし、足元につけられた「キャラのプロフィール」は・・・・・子供自身のまんま投影なんだよ。得意なこと、苦手なこと、性格、悩み。
そうだった。美術って、中学の美術って子供の内面を見つめる課題があるんだった。心象風景をテーマにした抽象画を描くこともある。間接的に自分を見つめて表現する作業だ。キャラクター作りって、どストライクなんじゃん。
小学校の図工でもイラストで似たようなことをやってたけど、中学生のキャラクターは設定がリアルだ。思春期がそこここにあふれていた。
ラケットは持ってるけどテニス大好き!だけじゃないパンダもどき。
明るくて人を笑わせるのが大好き!だけど時々一人になりたい黄緑のとか。
かわいい顔した鳥だけど、両面に顔があったりとか。
風景画や人物画よりも伝わり易くて、眺めながら紙粘土の塊から浸出する素直で危うくて矛盾を孕んだエネルギーに酔いそうになった。(まあね「野球とからあげが大好き」だけなのもあったけどね^^))))。
帰宅しても、息子に分析めいたことは言わない。彼が自分自身を今、どう客観視しているのかがハハにはとってもよくわかったよ。表現することで自分を認めていく。美術ってすごい。今も息子の作品を目の前にしてくらくらしています。思春期なんだねー。
頭と心を休めます。ハイ、練習試合弁当。
会場で隙間時間に食べることが多いのを思い出したので、おにぎりにしてみた。便利だったか否か、特に反応はないが。
・朝食のほうれん草入りオムレツを畳んだの
・鶏もも肉照り焼き
・同じたれでゆでたじゃがいも同時焼き
・トマトとおにぎり
Recent Comments